知的財産権の資産を活用して、特許を運営し始める

Foton Daimler top

FotonDaimlerは、中国、米国、ドイツの三国の技術優勢を有し、国際標準とグリーンエネルギーを有するハイエンド大型トラックと大型トラックエンジン製品を提供する会社であり、登記資本金は56億元であり、商用車販売量が世界1位であるFOTONと世界級別の商用車技術実力を有するDAIMLERが別々に50%の株式を保有して共同に設立したものである。DAIMLERは全て現金で出資する一方、FOTONは特許運営転化に成功して、即ち知的財産権に属する無形資産である特許の価値を評価して出資し、その中の複数の特許はライセンス方式を採用するので、FOTONは特許権を依然として保留している。

2016年初にCHIATAI TIANQINとJohns&Johns(J&J)は独占的ライセンス契約を締結し、肝炎を治療する新しい薬品の中国外の開発権をJohns&Johns(J&J)にライセンスしたので、中国外でこの薬品を開発、生産、登記、商業化拡張することができる。契約によると、Johns&Johns(J&J)は総額が約16億元に達する前金、マイレージ金及び上場後の販売共済金を支払うことを必要とする。

2015年は多い業界人員から中国特許運営の元年と見なされる。過去とは異なって、2015年から特許運営は政府、科学研究機構、企業、知的財産権サービス機構の注目を得て、2016年に中国北京市重点産業の知的財産権運営基金と中国四川省知的財産権運営基金が設立された。知的財産権サービス機構は大体知的財産権運営サービスプラットフォーム及び運営サービス機構に分けられ、運営サービス機構は運営サービスプラットフォームに比べてさらに市場に接近し、専門化サービスを提供し、未来の特許運営の成功的な転化と拡張に対して非常に重要であり、専門化分業の必然需要である。

知的財産権強国を建設する目標はもう設定されており、特許運営過程は情報収集、技術評価、市場予測、特許ポートフォリオなどによって実現され、特許出願量を増加するとともに特許品質を確保して、その後の特許運営成果を順調に実現させる。特許運営によって無形資産の最大価値を実現し、企業の競争力を向上し、さらに大きい経済社会効果を創造する。

執筆:プロジェクトリードー 王又加